2020/01/04
こんにちは。
ギャッベアートギャラリーの山田です。
…誰この人?ってなりますよね(笑)
今回はイランのイスファハーンで出会った、こちらのイラン人男性について話したいと思います。
イスファハーンでも歴史のある、パルシアホテルで泊まった夜。
夕食を食べ終えたあと、寝るまでまだだいぶ時間があったのでもう一人の塾生と夜の街を散策してみました。
夜の街は危ない…そんなイメージが少しありましたが、そこまで心配いりませんでした。
お店が立ち並ぶ広場には、夜が更けたにも関わらずむしろ昼間よりも人が多いのでは…と思うくらい人が多かったです。
小さな子供を連れた家族もたくさん見かけたので、そこまで治安が悪いようには感じませんでした。
この情勢の中でイランに旅行する人が少ないためか、歩いているだけでものすごく視線を感じました。
やはり海外から来る観光客は珍しく感じるのかもしれません。
街中を歩いているときに、彼らに出会いました。
写真の男性はほとんど英語が話せませんでしたが、もう一人が少し話せたので片言同士で話をしながら街を歩きました。
すると、「あっちにとても綺麗な橋があるから連れて行ってあげるよ。」と案内してくれました。
…疑い深い性格の私は、ついて行っても大丈夫か不安に思いました。だって知らない人だし。
しかし、行ってみるとその考えはなくなりました。
彼らが案内してくれた橋は、イスファハーンでも観光スポットとして有名なハージュ橋でした。
橋はライトアップされ、それはもう、美しいの一言です。
橋の端で腰掛けて歓談をしたり、楽しそうに記念写真を撮る友人、家族たち。
帰るのが惜しいと感じるくらい、素敵な場所でした。
その後は男性二人とはそこでさよならして、ホテルまで戻りました。
夜の街歩きは危ない。海外では夜は外をなるべく出歩かない。
もちろん、その認識は大切です。
しかし、昼と夜では見える景色、見えてくるものが違います。
イランのすべてがたった10日間では分かりませんが、色々なことを体験できる機会と時間をくださったので、今後も皆さんにこういったお話もできたらいいなと思います。