2021/11/18
ギャッベとは違った もこもこ織物のお話。
こんにちは。
ギャッベアートギャラリーの菅瀬です。
今回は私が昔制作した織物をご紹介します♪
接客中にギャッベは作るのが大変そうだけど、織ってみたい!というお客様がちらほらいらっしゃったので、
是非ご参考になれば嬉しいです^^
ギャッベの織り方とは違って平織りや、つづれ織りの技法を使った織り方です。
平織りもつづれ織りもほとんど同じようなものですが、爪で糸を詰める作業が入ると、つづれ織りになります。
なんだこれ〜って思うかもしれません!笑
実はこれ「鴨鍋」がモチーフなんです。。
鴨の中でも一番映えそうなオシドリちゃんの柄と、具材を織り込んでいます。
通常の平織りに加えて、経糸と経糸の隙間から横糸を指で引き抜いて糸をループさせています。
さらに毛糸の立体刺繍をくっつけてあるので、立体感がある見た目になっています。
刺繍や編み物など他の技法と組み合わせることでユニークな作品ができます♪
糸をループさせた織り方以外にも、、
最初からもこもこの糸を使うと柔らかい風合いの織物ができます。
実は、板枠の両端に釘を打って、経糸を張ることで簡単に織り機が作れちゃうんです^^
海外だとハンドウィービングという言葉がよく使われていてタペストリーを作るのが人気みたいです。
当然、ギャッベの織り方のほうが糸を沢山たたいて詰めていくので、時間がかかるぶん丈夫なものに仕上がります。
糸が詰まっているほど汚れにも強くなります。
丈夫さには欠けますが、簡単にギャッベのようなもこもこした見た目のものが織れて楽しめるので、
この季節にハンドメイドに挑戦したい方にはオススメです♪
是非皆さまにも織物ライフを楽しんでいただきたいです^^