2020/06/02
こんにちは!
ギャッベアートギャラリーの山田です。
さて、今回はテヘランのバザールに潜入し、どのような感じだったのかご紹介します。
絨毯のお店については後日また別で紹介させて頂きますね。
バザール内はとにかく人の往来が多く、どこがどこなのか分からなくなります。
これでもまだ人が少ないほうです。
動画で映されたところは下着屋が軒を連ねるエリアで…。(下着ばかりが映って申し訳ないです(汗))
こんなに下着屋ばかりが並んでいて儲かるのかな?とも思うのですが、身内での結束は強いイラン人ですから、
そのあたりはうまいこと商売しているそうです。
下着屋とはいえ、店員は男性ばかり。
女性が店頭に立っている姿はほとんど見受けられませんでした。
女性たちはどこで働いているのか、そもそも働いていないのか……疑問は残ったままです。
バザール内では、小さな台車にペルシャ絨毯を山積みにして運んでいる姿をあちこちで見かけました。
相当な重量ですから、坂道は特にきついと思います。
滝のように汗をかきながら運んでいる姿が印象的でした。
案内人にひたすら付いていくと、このような広い空間に出ました。
ペルシャ絨毯のお店が立ち並ぶエリアで、イラン全土から集められた絨毯が山になって置かれていました。
これだけたくさんのお店があると…正直どこで仕入れたらいいのか分からなくなりますね(苦笑)
ここでは、コネクションと高い交渉能力が求められます。
イランはシルクロードの通過地点で昔から交易が盛んな国だったので、こういった商売は得意であるとのこと。
日本人単身での交渉はかなりの困難を極めるとの話で、複数人で団結して交渉にあたるのがベスト。
相手のペースに乗せられて、言い値で買わされないよう気を付けなければなりません(汗)
バザールにて立ち寄ったレストランの近くで見かけたカフェでの光景。
……水タバコ!!
水タバコはイラン生まれで、昔から男性の社交の場としてこのように水タバコとチャイが飲めるカフェがあるそうです。
ばっちりカメラ目線(笑)
水タバコは日本ではなかなか吸う人を見かけませんが、中東ではポピュラーな嗜好品だそうです。
ちなみに普通の紙タバコよりだいぶ体に悪いらしいのでファッションで吸うことはおすすめしません。
日本でもこのような場所がいくつかあるようですので、興味のある方は是非。
バザール内はここまで。
以下は出会った人々の写真です。
レストランの調理スタッフ。 笑顔が素敵でした。
市場にてナンを釜で焼く男性たち。暑い中頑張ってました。そしてお髭が素敵。
ナンを買いに来た親子。そっくりです。
このテヘランでの滞在で、イラン人の日常を少しだけ感じることができました。
私たちの日常と同じくらい何気ない光景なのかもしれませんが、違う国での”日常”の風景は私にとってすべてが新鮮で、とても楽しかったです。
現在はこのような状況ですので海外へ行くこと自体が難しいですが、またいつか行ってみたい国の一つです。