2020/03/10
こんにちは。
ギャッベアートギャラリーの山田です。
今年1月早々にイランの情勢が不安定になり、一時はかなり危険な状態になりました。
イランは危険な国だ、とかテロリストを支援している国だ、とかマイナスなイメージが広まっているような気がします。
マイナスなイメージが強いとそのイメージそのものを国家のイメージとして捉えがちになります。
私はイランへの渡航経験が1度だけ、かつ10日間という短い時間でイランの全てを知った訳ではありません。
しかし、その中で経験したこと、感じたことを少しでも多く皆様にお伝えできたらと思います。
話はタイトルの件に変わりますが、このシリーズでは現地研修で立ち寄ったそれぞれの街についてお話したいと思います。
最初はギャッベを織るカシュガイ族が住む地域に一番近い街である、シーラーズの様子をお伝えしますね。
上の写真はシーラーズで宿泊したホテルの最上階から撮った写真です。
シーラーズはイランの歴史で何度か都になった街ですので、そこそこ大きな街だなと感じました。
街なのですが、外に出ると…ひたすら荒野が広がっています。
これは他の街でも同じで、街から街への移動しているときに見える風景は殺風景で、日本の緑が恋しくなりました。
街の様子は賑やかです。深夜11時に、道端で大人数で(しかも子供もいる)ピクニックをしていて驚きました。
道端でピクニック、路駐も多いので車の渋滞が半端なかったですが(笑)
夏場の昼間が暑いので夜に動く人が多いのかもしれません。
お国柄と、治安の良さがないとなかなかこのような生活はできないと思います。
シーラーズの有名な観光地(ハーフェズ廟とかナスィーロル・モルク・モスクとか)は行けなかったですが、いつか行ってみたいです。
イランへ旅行する方は少ないとは思いますが、世界遺産や美しい建築物も多い国ですので是非行ってみてほしいと思います。