2020/02/11
こんにちは。
ギャッベアートギャラリーの山田です。
今回はペルシャ絨毯の工房の中でも最も有名と言っても過言ではない、セイラフィアン工房についてお話しますね。
セイラフィアン工房は初代レザー・セイラフィアンが56歳の時に銀行業から転身して、1940年に絨毯工房を開設されました。
現在は初代レザーの息子である、モハンマド・セイラフィアンさんがオーナーをされています。(写真の方)
御年なんと、98歳!!
絨毯制作のもととなる意匠紙の作成は93歳まで行っていました。
絨毯の制作には身を引いていますが、その息子たち、孫息子たちにその技術と魂が受け継がれています。
今回無理を言って1畳サイズの絨毯を何枚か見せて頂きました。
どれも柄は素晴らしく、どれを買おうか悩みましたが…今回は見送りました。
買うタイミング、予算が揃わないとなかなか決断ができません。
次回…仕入れはしないかもしれないけど、オーナーのモハンマドさんにお会いできたことだけでも奇跡のようなことでした。