2021/11/08
こんにちは。
ギャッベアートギャラリーの山田です。
前回はザクロについての豆知識をお話しましたが、ザクロ繋がりでスタッフ内でこんな話がありました。
今年の春に入荷したヨーロッパ仕入れのギャッベの中に、たくさんザクロ柄のギャッベが入荷しました。
でも、、、いつもとちょっと違うんですよね。
ザクロ柄には必ずある、あるものがなかったんです……。
それは、
ザクロにある突起部分です!
この突起は花のがくの名残だそうで、ギャッベの柄でもザクロの特徴として必ずと言っていいほど描かれてきました。
しかし、ヨーロッパ仕入れギャッベのザクロ柄だと思われるものには入っていませんでした。
とらんじい曰く、「これはリンゴの樹だと思う。」とのこと。
……リンゴ?いや、確かにそうかもしれないけど、イランと言えばザクロじゃないの?と思っていました。
ザクロか、リンゴか、どっちでもいいけど、何となく気になったので調べてみたところ、、、
イランは世界的なリンゴの産地ということが判明しました。
イランにとって、リンゴは重要な農産物の一つらしく、気候条件も良いので昔から栽培されてきたらしいです。
その生産量、世界第7位(2019年時点)らしいです。ちなみに日本は20位。
リンゴの産地でもあったことは本当に知らなかったので驚きました。
このギャッベの柄がリンゴかもしれない……!という新たな発見と、新たな事実を知れたのでとても勉強になりました。
結論としてはギャッベの柄は見方によって色々な解釈ができるので、ザクロでもリンゴでもいいんじゃないかなと思っています。
いつか、イランにまた行けるようになったら現地のリンゴもザクロも食べてみたいと思います!